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ライフワークバランスの悪用でしかない。 [OLのつぶやき]

働き方改革が叫ばれる現在。
やたらと耳にする「ライフワークバランス」という言葉。
長時間労働の是正や業務、労働条件などの見直しにより、
オンとオフをしっかり持って、プライベートも充実させて、
長い人生を充実したものにしましょうということでしょうか。

私自身、「仕事を人生の中心にする」という生き方が合わない質なので、
ある程度時間に自由が効く今の働き方(非正社員)を選んでいます。
だから、このライフワークバランスの提唱には賛同する部分が多いのですが、
現実問題として、この提唱を現実に適用していくのは、
なかなか難しいとは思います。
現状の仕事量が減る訳ではないので、いかに効率よくさばくかが要になってきますし、
このような物理的な問題もそうですが、
実働者だけでなく、管理者の意識改革もしていかないといけない。
なかなか前途多難ではあります。
しかし、そこに一石を投じたというのは、時代の流れに合わせて変わっていこうとする
柔軟性が生まれたということの現れであり、評価に値するのかもしれません。

と、ここまでは世の中論。
もっと身近なレベルでの働き方改革の影響として、
現実は、どうもゆがめられているなぁと痛感しています。

今の職場が、ガツガツ仕事をする感じではなく、比較的のんびりしているので、
休暇も取りやすいし、時短で働くママさん、パパさんもいますし、
会社側も柔軟に対応しているので、ライフワークバランスは取りやすい職場です。
会社側も積極的に「残業の削減」と「有休消化」を推進しています。
それは、私も賛成です。
しかし、それは全て「やることをやった上で」=「やるべき仕事をこなした上で」
というのが、大前提の話。
しかし、前々から問題視しているウチの上司は、
積極的に有休休暇を取ることを美徳として掲げ、月に2~3日休みますが、
その裏では、休暇を取るために自分の担当している仕事を部下に押しつける、
やるべき仕事があるにも関わらず、「手を付ける時間がない」と放置。
必要に迫られて、部下に突っつかれ、ようやく渋々やるという状態です。
これでは、ライフワークバランスではなく、仕事に対して、
無責任な人としか映りません。

ライフワークバランスを実現するために、仕事の手を抜いて良い、
仕事の質を下げる、サボって良いということは決してなく、
会社の休暇取得促進を逆手に取っての、やりたい放題は、目に余ります。
これはもう、ライフワークバランスの悪用に他なりません。

本人は全く悪びれることなく、
四六時中おしゃべりにして(一方的に)、
仕事に着手しないし、
ちょっと仕事をすると、人の100倍も仕事をしたかの如く、
上司にアピールが始まります。
「いやー。タイへンだったなー」って。

この上司の上司にも、相談しましたが、
上司も上司で、わかっているんだか、わかっていないんだか・・・。
こういうのが、そんな悪用を促進させているのかもしれないなと、
もう、諦めの気分です。

「そんなバカ、無視しておけ、放っておけ」と周囲はみんな言いますが、
こんなのがのさばっている毎日に、ストレスレスな日々はやってくるのか、
先が見えません。

こんな人のための働き方改革ではないのに。
もっともっと頑張っている人が、少しでも気持ち良く生活できるようにという
改革のはずなのに。
そんな上司の横暴さを見るたびに、そう思うのです。





2018-12-03 12:00  nice!(16)  コメント(0) 
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