奈良一人旅。+青不動と聖徳太子ゆかりの地を巡る+(3) [行ってきました]
奈良の旅、2日目。
今回の旅程を考える時、吉野以外どこへ行こうかと悩みました。
それで、フリーきっぷを有効活用できるところと思い、
明日香村をめぐることに。
大学時代に学部で1週間かけて
近畿地方のお寺をめぐる古美術研究という合宿があって、
その時に訪れました。
それ以来なので・・・25年ぶりくらいw
ひぇ~~。
明日香村は、とにかく移動手段が、
1時間に数本のバスか、レンタサイクルか、徒歩。
自転車は高校生以来乗っていないのでパス。
となると、バスの時間に合わせて工程を考えるしかない・・・
と、行く前から念入りに工程を練ってました。
バスの時間に合わせて、
ホテルを出る時間を決めたら、
7時過ぎには出ないと・・・。
無料の朝ごはんの開始が6時半からだったので、
それまでに支度を終えて、
ダッシュで朝ごはんをいただき、出発することにしました。
朝ごはんもブッフェ形式で、お部屋に持ってきて食べられました。
予定通り、7時過ぎにチェックアウトして、
近鉄奈良駅へ。
橿原神宮前駅まで行き、そこから明日香村を循環しているバスへ。
バスで30分ほど乗って、川原へ。
バス停を下りて、すぐに見えたのが、
川原寺跡。
今は亡きお寺ですが、飛鳥時代を調べると必ず出てくるお寺。
その向かいには、聖徳太子誕生の地の碑が。
そこを曲がると「橘寺」。
聖徳太子誕生の地であり、太子建立のお寺の一つです。
本堂
聖倉殿
こちらの天井画が特別公開されてました。
二面石
右側が善面、左が悪面。
ここの駐車場にあったイチョウの木が立派!
朝いちばんのお寺だったので、お客さんも少なく、
ゆっくり見られました。
さあ、次、次。
ここから20分近く歩きます。
この鳥居からが参道です。
かなりの上り坂
この写真では伝わりませんが、
傾斜が半端なく・・・・登りきる寸前には、ほぼロッククライミング?ぐらいの角度。
じゃないか?と思うくらいの急な上り坂。
登り切ったら、もうゼイゼイ、ヒーヒー。
息が上がりまくりで、すぐには動けませんでした。
「岡寺」
手水舎も秋仕様
モミジがきれいです。
どーんと本堂。
ここの御本尊、塑像の白いお姿。
何度も写真で見たことがありました。
ここの御本尊でしたか!
日本最大の塑像仏で、如意輪観音座像です。
大きくて、迫力もあり、内陣まで入って見れて
その迫力にも圧倒されました。
こちらは、日本最初の厄除け霊場なので、
今年八方塞(だったはず)の私にはありがたいお寺でした。
必死で上り坂を上った甲斐があったはず!
そのうえ、まだ奥の院もあると・・・
悩みましたが、あとで悔やんでも嫌なので、
奥の院へも入って行ってみました。
ほぼ山の中。
石窟の中に弥勒菩薩がいらっしゃいます。
もはや、この山全体が霊場なのか?って感じです。
三重塔のまわりは紅葉がきれいでした。
ここからの景色で、どれだけ登ってきたかがわかります
転がるように、山を下り、
次へ。
ここからは平たんな道を歩きますが、
暑い!
今日はお天気も良いので、とにかく暑く上着を脱いで、
汗だくで歩きます。
畑の真ん中にポツンとありました。
「飛鳥宮跡」
わかります?(笑)
7世紀半ば、中大兄皇子らによって蘇我入鹿が暗殺された
大化の改新の舞台です。
ちなみに、私は昭和の人間なので、「645(むしごはん)大化の改新」と習いましたが、
今は「大化の改新」とは言わないそうで、「 乙巳の変(いっしんのへん)」というんだそうな。
しらなーい。
ちょっと調べてみたら、蘇我入鹿を討ったクーデターを「乙巳の変」
それによって起こった政治改革を「大化の改新」と呼ぶようになったんだそうです。
クーデターと政治改革を区別したってことですね。
それによって、大化の改新は646年と現在はなっているとか。
もう時代に取り残されている世代・・・になってしまってる(がー--ん)
続きは明日に~。
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